2011年4月にイギリスはロンドンに6ヶ月ほど滞在しました。
イギリス滞在中は、スクールとホストマザーの家との往復の毎日で、あまり観光はしませんでした。唯一観光に行ったのが、このコーンウォール地方で、イギリスの南西端にある漁業と観光がメインの田舎町です。別荘と、新婚旅行の街だそうです。綺麗な街で、とても印象に残っています。
1804年イギリスで生まれ、後にリトグラフにて鳥類図譜を出版したジョン・グールドは、イギリスの鳥というシリーズで、コーンウォールの風景と鳥をよく題材に使っています。イギリスの鳥のシリーズは、鳥とその鳥の生息地、人との関係を表現している、グールド晩年の出版物です。
この図譜は、繊細な色使いによって、本物のように生き生きとしている鳥が魅力であり、非常に美しい本です。現在の図鑑のように見開きで、鳥の姿の絵と、特徴、鳴き声、どこで収集したか、標本の保管場所などが書いてあります。イギリスの鳥シリーズは、図鑑というよりも、風景画のようで、夏の夕暮れ、湿地帯の上を飛ぶSwift(アマツバメ)や、狩でしとめられたキジ等、当時の風景や生活を想像させる題材もあります。ジョングールドがこの地方の鳥と風景を書いていたということを、私は後から知りました。知っていたらもう少し違った見方が出来たのではないかと思います。
ジョングールドの絵を病院においてありますので、興味のある方はご覧ください。→ふじさわアビアン・クリニックhttp://www.f-avian.jp/
以下コーンウォールを訪れたときの原文です↓
コーンウォールにて
5-7 June 2011
スクールの休みを利用してイギリスの南
コーンウォールにやってきました。
電車に揺られて6時間。
ちょっと遠かったですが、
いろいろな野鳥が見られて満足です。
オフシーズンだったので、
人もあまりいませんでした。
まずは町でよく見た鳥から。
コーンウォールについて、一番最初に驚いたことは、
カラスの頭が白い!!
ということでした。
このカラスはJackdawコクマルガラスです。
頭が灰色で、瞳孔も灰色のカラスってとても新鮮!
Collared doveかな?
Chaffinch
大きいカモメです(笑)