Saturday, March 25, 2017

高病原性インフルエンザ

先日、千葉県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生しました。
鳥インフルエンザは野鳥が持ち込むといわれています。
当病院では、新規の野鳥の診察は固くお断りさせていただいております。
怪我をしている野鳥を見かけましたら、県の自然観光保護課へお問い合わせください。

また、野鳥の飼育は法律で禁じられています(傷病鳥獣ボランティア制度のある県において、放野までの保護を請け負っている方は除きます:神奈川県は対象外です)。
数年ご家庭で保護されている野鳥に関しても、原則として診察を行わないことをご了承ください。

Tuesday, December 13, 2016

クリスマスシーズン

あっという間に2016年もあと残りわずかになりました。
皆さんはどういう一年でしたか?

私の2016年は公私ともに変化に富んだ一年でした。

多くの人、鳥との出会いもありました。
別れもありました。

来年はどんな年になるでしょう?

皆さんと鳥たちが楽しく、元気に過ごせる年でありますように。



下の写真は初めて飾ったクリスマスツリーです。




リースを作りました。
患者さんからいただいたキンカチョウの卵(本物)も飾っています。

Thursday, June 16, 2016

3歳になりました!

ふじさわアビアン・クリニックは昨日の6/15で3歳になりました!
 
お祝いをいただきました。
かわいらしいピンクのお花(鳥が隠れています♡)。
癒しの色、緑のリース(やっぱり鳥が隠れています💛)。
そして、ピンクと青のカラフルな鳥♥
 
本当に素敵!!
 
この場をもちましてお礼を申し上げます。
ありがとうございます!!

Friday, May 6, 2016

ただ今、ホームページの更新ができない状態です。5,6月の予定

現在、ふじさわアビアン・クリニックのホームページの更新ができない状態になっております。
原因はまだわかっておりません。

5,6月中の病院のお休みは毎週火曜日です。
獣医師牧野は金曜日の午後はお休みになります。

病院の急な予定変更がありましたら、ブログにアップする予定です。
皆様にはご迷惑をおかけいたします。

Thursday, March 10, 2016

春からの挑戦-大学院入学-

春は別れのシーズンでもあり、出会いのシーズンでもあります。
ふじさわアビアン・クリニックでも、実習に来ていた獣医師が4月から九州の動物園で働くことになり、あらたなチャレンジが始まります。
そういう私も、4月から大学院に通うことになり、鳥の医療の貢献のため、頑張りたいと思います。
それに伴い、4月より金曜日の午後は牧野獣医師はお休みになります。病院自体は開いており、堀川獣医師はおります。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、なにとぞご理解のほどよろしくお願いします。

Monday, December 7, 2015

クリスマス

もうすぐクリスマスですね。
藤沢の街もクリスマスシーズンに向けて、ライトアップされています。
今年は北口にFUJISAWA LOVEと書かれたイルカのイルミネーションがありました(^^)。
お時間があったら覗いてみてください。
 
3年前、私はアメリカでクリスマスシーズンをすごしていました。
下の写真は、お世話になった魚に詳しい獣医師さんのご家庭のツリーです。
小さなお子さんが2人いるご家庭にシーズン中、ホームステイさせてもらいました。

アメリカではクリスマスは家族のイベントであり、
特に小さいお子さんが居るご家庭で盛り上がります。
大きな生木のツリーの下に家族からのプレゼントが並び、
暖炉には靴下がぶら下がります。
ツリーにはサンタさんからもらいたい物のリストが吊り下げられています。
クリスマスイブには私用の靴下も用意され、
クリスマスの朝にはサンタさんから子供たちのプレゼントと一緒に
私へのプレゼントも用意されていました。
サンタさんからの生まれて初めてのプレゼントは
ファンデーションとリップでした(^^)
クリスマスの色というのは、本当に暖かいですね。



このシーズンになると、店頭にノーザンカーディナルがモデルになった
クリスマスグッズが並びます。
上の写真は、左がノーザンカーディナルのオス、右がメスです。
雪景色に赤い鳥と緑の常緑樹。
クリスマスカラーですね。
赤い鳥というのは、日本ではあまり見かけませんが、
ノーザンカーディナルはキャンパス内、街中、公園など、
どこでも見かけました。
キャンパス内で、ウキウキと写真を撮っている私をみて、
学生さんたちが不思議そうな顔をしていたのを思い出します。
 
 
 
アメリカほど大きなツリーは病院内に置くことはできませんが、
少しでも気分が出るように、小さなツリーを置きました。
皆様と鳥とご家族に穏やかなクリスマスが訪れますようにお祈りしております。

Friday, October 30, 2015

相性

今日のトピックは”相性”です。

人にも相性があるように鳥にも当然相性があります。
 
今日はよくご相談されることの中より、相性についてお話しましょう。
 
上の写真はウチの子です。
右下が昨年からいるアキクサインコの桃次郎ちゃん(オス)。
左上が先月から仲間に入った同じアキクサインコのしぐれちゃん(メス)です。
 
みごとに距離を置いています。
 
まだまだ、一緒にしてからそう時間が経っていないので、
様子を見ているところです。
 
しぐれちゃんはまだ若く、いままで兄妹と暮らしていました。
桃次郎ちゃんは1年近く一人で悠々自適な生活をしていました。
桃次郎ちゃんは人になついており、
ディスプレイも人に向けて行っていたという経歴を持っていました。
 
まだまだ、近づくとお互いに威嚇しています。
 
ただし、たまに仲良くご飯を食べたりすることもあります。
 
こういった状況であれば、もう少し一緒にいてもらっても大丈夫です。
ただし、体重と便、食欲の様子、怪我をしていないかなどは、
こまめにチェックするべきでしょう。
 
この鳥たちは、若いということもあり、
そのうちお互いに慣れるのではないかと思います。
また、アキクサインコは比較的穏やかな鳥のため、
噛んで傷つけるということが少ないように思います。
 
しかし、中には今すぐペアを解消した方がが良い場合もあります。
 
まずは、どちらかに怪我をさせる場合です。
基本的には同居は同種間であったほうが望ましいです。
同性、異性、どちらもありますが、
どちらにしても、いじめられて餌が食べれなくなったり、
怪我をしてしまうようであれば、同居は解消したほうが良いです。
 
異性間であれば、メスの産卵の問題があります。
仲が良すぎるペアだと、
繁殖回数が多くなり、メスの産卵過多になる場合もあります。
そうなると、産科疾患の可能性も増えてきます。
また、ひなが孵ったあとに、
ケージを別にしなければならない時もあります。
ケージを増やせるだけのスペースがあるかどうかなど、
しっかり考える必要があります。
 
仲が良くなるか、悪くなるか、
所謂”相性”ですが、
こればっかりは、実際にお見合いしてみなければ、
わかりません。
 
”ヒト”だって、会ってみなければわかりませんので、
それと同じですね(^^)。
 
また、会った時から気が合うペアもいれば、
数年かけて歩みよるペアもいます。
これも人と同じですね(^^)
 
鳥のお見合いも、感染症の予防の観点や、
気が合わなかった時のストレス、怪我をさせるなど、
賛否両論があり、一概におすすめができるものではありません。

確かなことは、”相性”というのは、人間でも親がどうにかできるものでもなく、
鳥でも飼い主さんがどうにかできるものではないということですね(-_-;)