Monday, December 7, 2015

クリスマス

もうすぐクリスマスですね。
藤沢の街もクリスマスシーズンに向けて、ライトアップされています。
今年は北口にFUJISAWA LOVEと書かれたイルカのイルミネーションがありました(^^)。
お時間があったら覗いてみてください。
 
3年前、私はアメリカでクリスマスシーズンをすごしていました。
下の写真は、お世話になった魚に詳しい獣医師さんのご家庭のツリーです。
小さなお子さんが2人いるご家庭にシーズン中、ホームステイさせてもらいました。

アメリカではクリスマスは家族のイベントであり、
特に小さいお子さんが居るご家庭で盛り上がります。
大きな生木のツリーの下に家族からのプレゼントが並び、
暖炉には靴下がぶら下がります。
ツリーにはサンタさんからもらいたい物のリストが吊り下げられています。
クリスマスイブには私用の靴下も用意され、
クリスマスの朝にはサンタさんから子供たちのプレゼントと一緒に
私へのプレゼントも用意されていました。
サンタさんからの生まれて初めてのプレゼントは
ファンデーションとリップでした(^^)
クリスマスの色というのは、本当に暖かいですね。



このシーズンになると、店頭にノーザンカーディナルがモデルになった
クリスマスグッズが並びます。
上の写真は、左がノーザンカーディナルのオス、右がメスです。
雪景色に赤い鳥と緑の常緑樹。
クリスマスカラーですね。
赤い鳥というのは、日本ではあまり見かけませんが、
ノーザンカーディナルはキャンパス内、街中、公園など、
どこでも見かけました。
キャンパス内で、ウキウキと写真を撮っている私をみて、
学生さんたちが不思議そうな顔をしていたのを思い出します。
 
 
 
アメリカほど大きなツリーは病院内に置くことはできませんが、
少しでも気分が出るように、小さなツリーを置きました。
皆様と鳥とご家族に穏やかなクリスマスが訪れますようにお祈りしております。

Friday, October 30, 2015

相性

今日のトピックは”相性”です。

人にも相性があるように鳥にも当然相性があります。
 
今日はよくご相談されることの中より、相性についてお話しましょう。
 
上の写真はウチの子です。
右下が昨年からいるアキクサインコの桃次郎ちゃん(オス)。
左上が先月から仲間に入った同じアキクサインコのしぐれちゃん(メス)です。
 
みごとに距離を置いています。
 
まだまだ、一緒にしてからそう時間が経っていないので、
様子を見ているところです。
 
しぐれちゃんはまだ若く、いままで兄妹と暮らしていました。
桃次郎ちゃんは1年近く一人で悠々自適な生活をしていました。
桃次郎ちゃんは人になついており、
ディスプレイも人に向けて行っていたという経歴を持っていました。
 
まだまだ、近づくとお互いに威嚇しています。
 
ただし、たまに仲良くご飯を食べたりすることもあります。
 
こういった状況であれば、もう少し一緒にいてもらっても大丈夫です。
ただし、体重と便、食欲の様子、怪我をしていないかなどは、
こまめにチェックするべきでしょう。
 
この鳥たちは、若いということもあり、
そのうちお互いに慣れるのではないかと思います。
また、アキクサインコは比較的穏やかな鳥のため、
噛んで傷つけるということが少ないように思います。
 
しかし、中には今すぐペアを解消した方がが良い場合もあります。
 
まずは、どちらかに怪我をさせる場合です。
基本的には同居は同種間であったほうが望ましいです。
同性、異性、どちらもありますが、
どちらにしても、いじめられて餌が食べれなくなったり、
怪我をしてしまうようであれば、同居は解消したほうが良いです。
 
異性間であれば、メスの産卵の問題があります。
仲が良すぎるペアだと、
繁殖回数が多くなり、メスの産卵過多になる場合もあります。
そうなると、産科疾患の可能性も増えてきます。
また、ひなが孵ったあとに、
ケージを別にしなければならない時もあります。
ケージを増やせるだけのスペースがあるかどうかなど、
しっかり考える必要があります。
 
仲が良くなるか、悪くなるか、
所謂”相性”ですが、
こればっかりは、実際にお見合いしてみなければ、
わかりません。
 
”ヒト”だって、会ってみなければわかりませんので、
それと同じですね(^^)。
 
また、会った時から気が合うペアもいれば、
数年かけて歩みよるペアもいます。
これも人と同じですね(^^)
 
鳥のお見合いも、感染症の予防の観点や、
気が合わなかった時のストレス、怪我をさせるなど、
賛否両論があり、一概におすすめができるものではありません。

確かなことは、”相性”というのは、人間でも親がどうにかできるものでもなく、
鳥でも飼い主さんがどうにかできるものではないということですね(-_-;)
 

Wednesday, October 28, 2015

ハロウィン



ハロウィンの写真、第2弾です。
お子さんたちがデコレーションしている家庭をめぐって
trick or treats
言っています。
 
 
ハロウィンの色は、このような暖かい色です。
なんだか、ほっこりします。
 
 


中には、かなり趣向を凝らしているご家庭もあり、
ミニホーンテッドマンションのようでした。
 

上は、ミミズのようなゼリーです。
美味しいのですが、食べるのに勇気がいります。
 
指をかたどったチーズです。
お子さんがいらっしゃるご家庭は、
このように料理もこっています。
 
 
 
アメリカでは、もちろん鳥類医療も
大いに参考になりましたが、
文化や習慣の違いも体験してきました。
 
医療がそれぞれの国で違うのは、
こういった文化や習慣の違いがあるからです。
 
アメリカならではの医療も面白かったですが、
日本ならではの鳥類医療もとても誇れるものであることを、
実感した留学でした。
 
 


秋のイリノイ

 
3年前、私はアメリカのイリノイ大学に留学していました。
街のいたるところにハロウィンの装飾がされており、
気分が盛り上がります。
デコレーションされている一般家庭の庭をみるのが楽しみでした。
今は、日本でもおなじみなこの行事、
本場アメリカの雰囲気を2回に分けてお伝えします。
いたるところにカボチャがあります。
このかぼちゃは食用ではありません。
 
 
街路樹や公園の木に野鳥の巣を見つけることができます。
秋になって、空になったノーザンカーディナルの巣です。
 

Red winged black birdです。
肩の赤い羽根が特徴です。


夜になると星が綺麗に見えます。


Tuesday, October 27, 2015

藤沢秋の花火!!

藤沢はなぜか秋に花火大会をします。
病院のベランダから、江ノ電の線路越しに見えます。
 
 
毎年寒い寒いといいながら、ココアを片手に見る花火ですが、
今年は気温が暖かく、快適に鑑賞できました。

 
ビックリするほど、大きな音が出ますので、
音が苦手な鳥はパニックを起こすことがあります。
病院の子達は、毎年のことでなれているのか、
全く動じませんでした♪


土星のような花火。
キレイに撮れました♪

Monday, June 22, 2015

2周年


 
先週6月15日に、ふじさわアビアン・クリニックは開業してから2周年を迎えました。
上の写真名は、2周年記念で皆様からいただいたお祝いです。
あっという間の2年間でした。
これからも皆様と皆様の動物たちが、元気に健康に過ごせるお手伝いをしたいと思っております。

Sunday, April 5, 2015

スタッフが増えました!

2015年4月から新しいスタッフが増えました。
向かって左、堀川ともみ獣医師です。
コザクラインコ(名前はイブコちゃん)の飼い主でもあります。