診察室を入ってすぐ、正面の壁には、
前述したモモイロインコとルリコンゴウインコの像と、
ライトが中に入っている鳥かごがあります。
この鳥かごの中を見てください。
一番上がニワトリの卵です。
ライトはついてますが、中身はありませんので、孵化しません(笑)。
二番目の鳥かごには、
セキセイインコとオカメインコの卵が入っています。
三番目には
タイハクオウムの卵が入っています。
体の大きさによって、卵の大きさも変わります。
卵がおなかの中に入っている鳥のX線写真をみると、
体に対する卵の比率はかなり大きいことがわかります。
卵詰まりになると、他の臓器を圧迫して、
吐き気、嘔吐、食欲不振、足の麻痺、虚脱など、
様々な障害が出ます。
特に急に寒くなる今の季節は、卵詰まりが起こりやすい傾向にあり、
現在発情中、産卵中のメス鳥は要注意です。
鳥がいつもと違う行動をしていたら、
かかりつけの獣医さんにご相談ください。